ブレーキをかけていた「意識」から解き放たれた私たち
「新しい生活様式」と盛んに言われていますが、
そんなこと言われるまでもなく、
私たちの意識は既に大きく変わったと思います。
しかも多くの人が「あるのが常識」だと思っていたものが、
「なくても構わない」に変化したのではないでしょうか。
特に顕著なのが「人が移動すること」に関するもの。
例えば『お墓参りの代行サービス』
今、需要がどんどん拡大しているそうです。
お墓参りに行きたいけれども移動ができない、
ならばせめて代行を頼んでやってもらおうと。
このサービスは、もう何年も前からあったものです。
ところが、私たちの心のどこかに
「え?お墓参りを代行してもらうなんてけしからん!」
とありませんでしたか?
今はどうでしょう。
「代行頼んでまでも墓参りするなんて偉い!」では?
客先とのオンラインミーティングも盛んです。
これまで「足を運ぶことこそが誠意」とばかりに
訪問して顔を見ながら商談せねば、と思っていたのに
今やアポイントを取るときに「どっちにします?」と
確認するのが習慣になってきました。
これまでだって技術的にはできたのに、です。
テレワークも、やってみたからこそ気づいたこと。
「通勤時間がどれだけ無駄だったのか」と多くの人が感じ、
元の働き方に戻るなんて考えられなくなってきました。
雇用側も「膨大な通勤手当」や「広いオフィスの賃料」が
本当に必要かどうか、考え直し始めています。
どれもブレーキをかけていたのは「自分の意識」だけ。
意識が変わると見ている景色がガラリと変わります。
人間とは面白いものですね。
今やほとんど意識すらしなくなってきた
『クールビズ』
「ネクタイしないなんて失礼!」とずっと思っていたのに、
ネクタイしてなくても、ジャケットを着てなくても
「コイツ舐めとんのか」と思う人はさすがにいないのでは。
今では『クール』関係なく年中カジュアルになりました。
こうなると、売れるものもガラッと変わります。
それだけでなく、直接的に関係のないものであっても、
表現方法やプロモーションなどマーケティングは変わります。
CMで大勢がハイタッチしている映像が、
「あー、あんな風に楽しく集いたいな♪」と思われるか
「おいおい、今なんでその表現なんだよ」と思われるか
それはどちらが正解というものはなく、
これまでのブランドイメージや客との関係性によって
受け取られ方は様々です。
そんなことを含めて、いろいろとお話しませんか?
小さなことでもお気軽にご相談ください♪