子どもの「体験格差」をなくしたい

マーケティングコラム

突然ですが、子どもの「体験格差」って、聞かれたことありますか

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの調査では
経済的に厳しい家庭の子どもの約3人に1人が、
学校外の体験機会が何もない(=体験の貧困)という結果が出ています。

さらに、物価高騰により、特に経済的困難を抱える家庭で
子どもの体験機会が減少しています。

▼子どもの「体験格差」実態調査
https://cfc.or.jp/archives/news/2022/12/20/32845/

なぜ体験格差がクローズアップされるかというと
子どもの発達において「体験」はなくてはならないだからです。
文部科学省の調査でも、
子どもの頃の自然体験や地域活動等の体験の有無が
「やる気や生きがい」「思いやりや人間関係(構築)能力」といっ
学力以外の「生きる力」に大きく影響していることが明らかになっています。

さらに、
「体験格差」を深刻化させる社会の変化もあるようです。

1つは、「サービス化する体験」
国公立大学においても体験・経験を重視するAO入試の導入が進むなど
お金をかけてでも「よい体験」を得ることが求められる社会になっていること。

もう1つは、「体験を支えるインフラの限界」
「少年自然の家」などは、少子高齢化・自治体の財政難などから
過去13年間で約4割が廃止に。また、核家族化による家族行事・季節行事の
減少、学校現場の多忙化などにより、子どもたちの体験のインフラが崩れつつあること。

参照:子どもの体験格差解消プロジェクト
https://experience-gap.studio.site

そのような中で
atが運営に関わるNPO法人Wing-Wingは
新しいチャレンジをはじめることにしました。
子どもたちの体験の場を作ってきたNPOとしてできることは
「体験を支えるインフラ」に寄与することだと。

SDGs目標
4「質の高い教育をみんなに」10「人や国の不平等をなくそう」です。

地域の子どもたちに無償で「言葉のチカラ教室」を提供するために
「言葉のチカラ教室プロジェクト」が始動します!

いろんな体験の中から「言葉のチカラ教室」を真っ先に選んだ理由
それは自分の思いを言葉するチカラは、子どもの自己肯定感や
自立心、他者と関わる力に直結するからです。

自我の根っこをつくり、いじめや虐待の防止にもつながると考えています。

チャンレンジその1:クラウドファンディングに挑戦(~5/31まで)
https://syncable.biz/campaign/4380
地域の子どもたちに無償で「言葉のチカラ教室」を提供するための支援です。
支援は3000円~。3000円で2名の子どもが参加することができます!
応援よろしくお願いします!

チャレンジその2:5/14日 初のキッズプレスイベントを開催
http://kidspress.net/news20230410/
ロケット教室、取材体験ほか、子どもたちに体験の場を提供します
多くの方に活動を知ってもらい、支援も募ります。
当日は、atのa阿部、t寺島、どちらも会場にいますので
ぜひ遊びに来てくださいね♪

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