aとt、私たちが目指すもの。

あらゆる取り組みを通して、
a(阿部)とt(寺島)が伝えたいこと。
「オフィスat」からのメッセージです。

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女性の声とチカラを、企業へ、社会へ
代表取締役 寺島みちこ

話をする代表取締役の寺島

売る側と買う側がwin-winな関係であること

 atを創る原点。それは「専業主婦」時代にあります。企業の商品がどうしたら売れるのか——私はそれまで販促プランナーとして、数々の企画制作に携わってきました。中堅社員として大きなプロジェクトに参加し、仕事に没頭する日々でした。そんな時、夫の転勤、そして妊娠が発覚…。やむなく退職し、専業主婦になったのです。
 仕事を離れ一人の生活者となり、分かったことがありました。「もっとこうしたらいいのに…」「この工夫はいいかも!」など、あきらかにこれまでとは見え方が違うのです。
 私はハッとしました。自分がいかに企業視点で「売る」ことばかりを考えていたのかと…。売る側と買う側がwin-winな関係であってこそ、価値のある商品が生まれます。改めて、マーケティングのおもしろさに気づきました。

女性がいきいきと輝ける環境づくりの大切さ

 子どもが生まれてしばらくすると、働きたい気持ちが芽生えてきました。とはいえ、転勤族だった私が再就職するには難しく、在宅オフィスで独立することを決意しました。営業するものの小さな子がいるだけでNG、実績集すら見てもらえない門前払い状態…。諦めかけた時、女性視点マーケティングのパイオニアである「ハー・ストーリィー」との出会いがありました。「子育ては素晴らしいキャリア。絶対いい仕事につながりますよ。一緒にがんばりましょう」と、歓迎してくれたのです。育児と仕事の両立がしやすい、在宅のフリーランスディレクターとして復帰を果たしました。 
 この経験で培ったものは、マーケティングの知識はもちろんですが、女性がいきいきと輝ける環境づくりです。そしていつしか、私も同じような悩みを抱えた女性を応援したい、眠っている女性の可能性を開花させたい、そう思うようになったのです。

パソコンを見ながら楽しそうに仕事をする寺島と阿部

「共創」のための「プラットフォーム」

 私たちが目指していることは、新しい価値を、企業と女性たちの声やチカラで共に創っていくことです。企業活動において、今後はさらに「共創マーケティング」が重要な時代になっていくことでしょう。そんな中、atはその名前の通り、人、企業、社会をつなぐ“場”、プラットフォームの役割を果たしていけたらいいなと思っています。
 企業に向けて生活者と共に社会を創る「共創マーケティングソリューション」を提供しつつ、女性たちの声と力を活かす“場”をたくさん創る。このようなat独自のビジネスモデルを、これからさらに拡げていきたいです。

一過性で終わらせない、中長期ビジョンをご提案

 atがこだわるスタイル、それは「私たちは、コンサルティング会社ではない」ということです。また、画期的なノウハウで企業のお悩みを一挙解決!…申し訳ありません。お受けできません。
 私たちがご提案したいのは、「中長期を見据えたソリューション開発」です。一過性のヒットではなく、継続的にファンに愛され、売り伸ばしていくことが重要だと思っています。100社の企業があれば、100通りの課題・問題があります。調査・分析、プロジェクト発足、成果・評価チェック、改善策といった一連のPDCAサイクルを伴走し、課題解決をお手伝いします。みなさまのビジネスパートナーとして、末永くお付き合いいただけると幸いです。

笑顔で打ち合わせをする寺島と阿部

寺島みちこ(てらしまみちこ)プロフィール

長崎県生まれ。早稲田大学スポーツ科学科(1期生)時代は、カバディ日本代表・初代キャプテンとして海外遠征も経験。
大学卒業後は地元長崎の出版社に入社。タウン誌の編集長をつとめる。
印刷会社の関連企画会社トッパンアイデアセンター西日本に入社。パッケージ、観光ポスター、学校案内、キャンペーン、WEB等々、販促企画制作全般のディレクターをつとめる。企業の多様なニーズに応えるプロジェクトチーム構築に着手し、企画コンペでは連戦連勝。社内表彰も受ける。
その後、広島への転勤&出産を機に、専業主婦へ。
2000年、フリーランスとして独立。女性視点マーケティングのパイオニアであるハー・ストーリィに出会い、外部ディレクターとして数多くの女性視点マーケティングプロジェクトに携わる。
その後、九州へ戻り、九州を拠点とし、女性視点マーケティングを展開。2014年より現職。
3児の母として子育て後半戦を奮闘中。趣味の旅行もジワジワ解禁、旅するように仕事するのがテーマ。

・NPO法人ママワーク研究所 理事
・鳥栖市市民活動支援事業検討懇話会 委員
・さがラボチャレンジカップ 審査委員


人材を人財へ。誰もが笑顔でいられる未来へ
専務取締役 阿部博美

笑顔の専務取締役の阿部

女ゴコロを知ることが、すべての第一歩

 私は長年、人材派遣の仕事に携わってきました。数千人の女性を面接し、多くの職場へと送り出す…常に女性の人生の転換期に関わってきました。すばらしい能力にあふれた女性たち。適材適所で存分に能力を発揮し、生き生きと働く姿を見るにつれ、私にはある疑問が頭をもたげてきました。それは、「こんなに優秀な彼女たちを、なぜ前職の企業は手放してしまったのか」ということ。当時は、今以上に男性主導の社会でした。彼女たちの多くが、一流企業を「やりがいを感じなくて…」と退職し、派遣登録に来ていました。
 「もっと女性の上手な活かし方があるのに…。多くの企業の管理職達は女性の気持ちがわからないんだな」。
また、引く手数多だった優秀な女性が出産を機にチャンスが減っていく、そんなケースも数多く見てきました。
「人として何も変わっていないのに、子育てしていることがマイナス評価になるなんて、何かおかしいのでは?」
女性には女性特有の思考傾向があり、そのツボを外してしまうことは、企業にとっても女性たちにとっても不幸なこと。お互いの違いを理解し認め合うことが、企業の発展のために重要ではないかと思うようになったのです。

マーケティングが人事を、企業を変える!?

 数々の事例を見てきて、行き着いた結論の1つ目は、「多様性を活かすマネジメント力」です。男女の特性、個性を捉え、男女間や社員・企業間のズレを調整することで、職場の風通しがよくなり、業績の向上につながります。まさに、人材を「人財」へと変えるのです。
 2つ目は「人事×マーケティング」の重要性です。「採用にマーケティング?」と、思われるかもしれません。でも、商品やサービスと同様に、「会社を選んでもらう」と考えてみるとどうでしょう。企業の成長において、有能な人の確保は必須条件です。選んでもらうための社内づくりと同時に、マーケティングの力でいかに自社の魅力を伝えられるか…この2つが今後の人事の大きな鍵を握ります。

笑顔でアットメンバーと打ち合わせをする寺島と阿部

年間約2000人の女性たちを動かす

 「オフィスat」は、寺島と阿部の2人で運営しています。けれども実は、年間延約2000人の在宅スタッフを交え、数々のプロジェクトを進行しています。そして、その多くは主婦です。能力や適性はもちろん、家庭の事情(育児や介護など)などを考慮しながら、一つひとつの案件にマッチングさせます。これができるのは、長年培ってきた経験とネットワークがあってこそ。これが、私たちの強みだと思っています。このノウハウを活かしたのがatの「採用ブランディング」です。働き方全体を見直し、新たなビジネスモデルを構築することで、企業は大きく変わります。

多様性を理解し、社会を、未来を笑顔に

 私は、企業にも、女性たちにも、どちらかに偏ることなく、笑顔であって欲しいと思っています。私たちは人生の多くの時間を仕事に費やします。女性に向けた多様な働き方を追求することは、男性にとっても選択肢の広がりをもたらし、結果として、皆が働きやすい環境になるでしょう。そして、障がい者、外国人など違いを認め合い多様性が広がることで、グローバル社会で戦える骨太な企業へと成長するのだと思います。
 誰もが自分らしく活躍できることは、家庭や社会を笑顔にします。そして、その先の未来を明るく照らすのだと、私は信じています。

打ち合わせをする寺島と阿部

阿部博美(あべひろみ)プロフィール

福岡市生まれ。父親の転勤で引越し13回の転校生人生を送る。
大学卒業後入社した派遣会社での経験を買われ、放送局関連会社RKBミューズに入社し派遣部門を任される。
アナウンス講座を新たに立ち上げ、アナウンサーの派遣を福岡で初めて開始。
ニュースアナ以外にも競艇場の実況中継やイベントMCなどの新分野を切り開く。
部門責任者を10年務めた後、社内の異動により広告部門担当。
女性管理職まで上るも、マーケティングを極めたいと退社し、
2003年、女性視点マーケティングのパイオニアであるハー・ストーリィに入社。
2008年フリーランスとして独立後、2014年より現職。
不妊に悩んだ末出産を諦めたことから、ママを支援する側に回ることを自らのミッションとする。
趣味は音楽と街歩き。社会人マーチングバンドを立ち上げ、100人超のメンバーと共に25年間活動。また、夫と共に日本全国の歴史や文化、美味しいものを訪ね歩くのが休みの定番。

・国家資格キャリアコンサルタント
・日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー
・NPO法人ママワーク研究所 共同創業者/相談役
・福岡わかもの就労支援プロジェクト認定コーチ