その「当たり前」が、会社を弱くしている?

マーケティングコラム

日経新聞の今月3日の記事です。

「パルコが夏の大型セール中止
猛暑で商戦長期化、50年の慣習に転機」
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この記事を読んで「さすがだなぁ」と思いました。

他の百貨店が、猛暑のために時期をズラしたのと違って、
パルコは、セール自体を取りやめたというのです。
50年も続いてきた慣習を止めるというのは、
そうとうな勇気がいると思うのです。

販促や商品の担当者としては、
○月になったらあれをして、これをして、という
長年引き継いできた「当たり前」がなくなり
違和感があることでしょう。

それでも決行するのは、
猛暑が長引いているというだけの理由ではありません。

AIを活用した需要予測の精度が向上し、
在庫そのものが減ったことや、
アパレル業界の大量生産と売れ残りをセールで売り切るという
悪しき習慣を変えていくという決意です。

そこが、他の百貨店と一線を画すところ。
さすがパルコ、組織の柔軟性が違うな、
という感想を持ちました。

変化の時代、VUCAの時代、、、、、
これだけ言われていても、
何も考えずに繰り返していること、ありませんか?
その当たり前は、本当に当たり前ですか?
そして、今の時代に合ってますか?

先日ある20代女性と話していた時のこと。
彼女が勤める会社では、
来客にお茶を出すのも、職場のゴミを集めて出すのも
女性だけがやっているんだと聞いて、
その場にいた全員の目が点になりました。

それを社内で誰も疑問に思わないのか?
あるいは、思っても言うことができないのか?
どちらにしても、そんな会社に未来はないですね。
その証拠に、彼女はもう辞める準備に入ってますから。

組織の変われない体質、多様性への理解のなさ、
これらは大きな経営リスクです。
このリスクを減らすことが、女性活躍推進であり、
ダイバーシティ推進の大きな理由です。

「強いものが生き残るのではなく、
変化できるものが生き残る」

 

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