企業の不祥事を防ぐには、ダイバーシティ経営が不可欠

マーケティングコラム

ビッ○モーターの不祥事が話題ですね。

保険金の不正もさることながら、
店舗の前の樹木が枯れている店がいくつもある
そんな話題に「?」が渦巻きましたが、
枯れた原因を聞いて呆れ果てました。

役員が店舗を巡回してチェックする時に、
雑草が1本でも生えていると減点されるとかで
なんと除草剤を撒いたという話。
それが何店舗もあるというのですから驚きです。

こういう企業の不正や不祥事の話を聞くたびに
私の頭にはあることが思い浮かぶのですが、、
それはまた後程。

さて、パーソル総合研究所の調査によると
企業で不正が発生する要因には
3つのタイプがあるそうです。

・窮地追い込まれ型
・不正軽視型
・権威からの押しつぶされ型

そしてさらにその根底にあるのは
「共同体主義」なのだそう。
この共同体主義が生まれる環境としては
「閉鎖性」「同質性」「役割の不明確化」が
挙げられます。

では、共同体主義から脱却するには
どうするかというと”異分子”を入れること。
つまりはダイバーシティであり女性活躍です。

“異分子”を入れることで、
前例にとらわれない視点であえて波風を立て、
皆が同じ方向に流される危険性を
回避することができるそうです。

実際に、人材に多様性のある組織の方が
不正の発生が抑えられているという
調査結果が出ています。

詳しくはこちらをどうぞ
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/column/202306070001.html
とても興味深い記事でしたよ。

さて、前述した私の頭に浮かんだこととは、
「謝罪会見で頭を下げるのは男性ばかり」の図。

女性役員がいれば、こんなことにならなかった
きっと途中でストップできたのでは、と
いつも思っていましたが、
この調査で裏付けられた形になりました。

では、御社には女性役員はいますか?

国は6月に「女性版骨太の方針」を発表し、
女性の役員を30%に増やせと目標も掲げています。

が、「適任者がいないんだよ」
そんな声が聞こえてきそうですね。
それはそうでしょう、
だって育ててきてないんですから。

だったら育てましょう!
自然に育つのを待っていては間に合いません。

ということでatも関わっているこちらで
「女性役員候補育成塾」をこの秋スタートします。
https://www.j-jitsugaku.org

教授陣は、日本を代表する実務家たちが
同じ志を持って参画してくれていますので、
非常に質の高い学びを得ることができます。

即席栽培するのではなく、
3年、5年後に会社を支える人材となるべく
事業構築や推進力などを身に着ける
実践的な内容でしっかり育てます。

女性限定なのには理由があります。
男性と一緒に学んで同化するのではなく
「異質」のままが重要だからです。
また、社内でマイノリティになりがちなため
広く全国に仲間を作るためにも
女性限定にこだわっています。

ぜひ御社の女性社員に学ばせてください。
もちろん経営に興味がある方ならとどなたでも。

私も実際にこちらで学んだのですが
毎回「なるほど~」と学びが深く、
ぜひこの感動を多くの女性に味わってほしいです。

↓パンフはこちらからDLできます↓
https://www.j-jitsugaku.org/_files/ugd/f750ff_7b8fc3cd99854347ba0dac95af6897c2.pdf

疑問点ありましたら私まで遠慮なくどうぞ。

今、上場企業の間では
ちょっとした女性取締役ブームだそうです。
手っ取り早く社外取締役を据えようと
人材の奪い合いが起きているのだとか。

それ、まさか・・・
単なる数合わせじゃないでしょうね?

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