100兆円のシニア市場を知ろう!

マーケティングコラム

日本でホットな市場と言えば、シニア市場。

そもそもシニアは何歳からか。
ビジネス上で60歳以上としたりすることも多いですが
WHO(世界保険機構)では65歳以上と定めています。
そのうち、65歳から74歳までを前期高齢者
75歳以上を後期高齢者としています。

シニア人口は、全体の29.1%(2022年)。
Z世代が約14%ですからその倍以上!で
市場規模は、2025年には101.3兆円に達すると言われています。
(みずほコーポレート銀行 産業調査より)
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/1039_03_03.pdf

さらに分野別で言うと
生活産業 51.1兆円、介護市場 15.2兆円、医療・医薬産業35兆円。
数字からも、介護や医療のみならず
一般的な生活産業のチャンスがあることがわかります。

ところが、シニア市場はまだまだ未開拓のブルーオーシャン。

「あーもう不便! もっと、こうだったらいいのに、、」
「コレ、シニア市場に持っていったら売れるんじゃない、、」
イチ消費者として、マーケターとして、言いたいことたくさんあります!笑

ではなぜ、企業がシニア市場に二の足を踏むのか?
参入したとしてももったいない結果を生むのか?

それは、シニア市場が他の市場に比べて不明瞭なのが大きな要因です。

そもそもこれまでの統計データが65歳までのものしかないなど
シニア市場に関する情報が圧倒的に少ないのです。
その結果、掴みどころがない、想像の域を超えない中で
商品開発をすることになりがちだからです。
だからこそ、このブルーオーシャンはチャンス!だと思っています

シニア市場もひと括りではなく
年齢、家族構成、仕事の有無、健康状態、志向性
などによって様々なセグメントがあります。
まずはその傾向を掴み、生の声から理解を深めることは近道です。

また、atでは「間接ヒアリング」をオススメしています。
後期高齢者の市場把握の場合は特に有効です。
娘世代の4,50代は、親世代の消費行動を把握するだけでなく
代理消費をすることも多く
彼女たちの声を合わせて聞くことはマーケティング設計に必須となるからです。

シニア市場は「困った!」が山積するブルーオーシャン。
困った=ビジネスチャンス ですから
商品、サービス、そして、人材も
ぜひ生の声を取り入れながら新しい視点で構築してみてください。

「シニアの生の声を聞きたい」「まずは相談してみたい」
などありましたら、お気軽にatまでご相談ください。

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