パリ五輪の開会式に見た日本との違い
パリ五輪始まりましたね。
普段スポーツにそんなに縁がない私でも、
開会式はワクワクしながら見ていました。
(いえ、リアルタイムじゃないですよ)
そして、度肝を抜かれました。
どんな新しいことが出てくるのか楽しみでしたが、
そんな想定をはるかに超える全く別の発想の数々。
まず、メインスタジアムが、、、ない!
どんなスタジアムを作るのかが話題になるのに、
それがそもそもない。
会場は街全体で、入場行進のルートはセーヌ川。
しかも川を下る船は全て既存のもの。
形も大きさもバラバラだけど、それでいいと。
そして開会式ラストを飾る聖火台への点火は、
エッフェル塔近くの会場とはまた別の場所。
だけど、世界中の人が知っているであろう
ルーブル美術館の前をわざと通ることで、
パリでの開催をさらに印象付ける演出でした。
とにかくあるゆる場面に
「SDGs先進国」や「多様性の国」という
メッセージが散りばめられていて、
そのためには過去の慣習に縛られない、
まったく違う自由な視点に圧倒されました。
この開会式を見ながら私がとても感じたのは、
前例のないことへチャレンジするタフさと、
変わることを恐れずに受け入れる寛容さ。
3年前の東京オリンピックとの違いを
まざまざと見せつけられたような気分でした。
皆さまはどう感じましたか?
そしてすぐに思い出したのがこの折れ線グラフです。
https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2021/202105/202105_05.html
G7の国々の「ジェンダーギャップ指数」の推移。
毎年順位が話題になりますが、
見るべきはそこではなく、この指数だと思います。
測定の始まった06年を見ると、実は、
日本と仏はそんなに変わりはありませんでした。
ところが15年間の推移を見てみると、
ほとんど動きがない最下位日本に比べて、
仏は急上昇して今や上から2番目。
このドラスティックな変化に驚きますが、
同じことが開会式にも見て取れるなと思いました。
変化には痛みも伴いますし、
もちろん全てがバラ色ということではありません。
でも、ずっと停滞していることで後退している日本は
(06年80位→24年118位)
そろそろ大きくテコ入れしないとマズイんじゃないか?
そんな恐ろしさを感じます。
これをお読みくださっている皆さまは、
変化しなれば!と考えていると思っています。
それでも何から始めていいかわからないときは、
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こんな風に
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