ソフトバンクホークスの優勝と新監督とイノベーション

マーケティングコラム

前回のテラシマは大谷翔平クンの話題でしたけど、
今回も野球ネタで、、、

ついに優勝しましたね!ソフトバンクホークス!

福岡人としては、どうしてもこの話題に
触れないわけにはいきませんw

優勝が決まった日の2日前には、
私もドームに応援に行っていたので
その瞬間に立ち会いたかったですねー

(野球に興味ない方ももう少しだけお付き合いを)
さて、ホークスの優勝は4年ぶりなんですが、
なんと新監督が就任して1年目の快挙なんです。
ベテラン選手からは、
新しいことに対する反発もたくさんあったようで、
そんな中での優勝というのが興味深いです。

新任のプレッシャーだけでも大変なのに、
さらに主力選手が次々とケガで欠場するという
最悪な状態から
ピンチをチャンスに変えたのですから。

新監督は人手不足を補うために
これまで一度も1軍に出たことがない育成(2軍)選手を
次々と起用しました。
彼らはベテランがいたら絶対に出られませんから、
喜びに満ち溢れてプレーする姿が印象的でした。
そして監督の起用に応えようと大活躍しました。

そんな、はつらつとした場面を見ていると、
優勝から遠ざかっていたここ3年間はもしかすると、
組織の慣れ合いがあったのかも、などと思います。
会社でもありがちですよね。
今年のホークスはまるで、
新しい視点を取り入れてイノベーションが起き
それが優勝にまで繋がった、そんな風に見えます。

さて、野球の話を参考に、そろそろ御社にも
新しい視点を取り入れてみませんか?

先日取り上げた「ジェンダード・イノベーション」
今日はもうひとつ事例をご紹介します。
日経クロスウーマンの記事からの抜粋です。

【女性農業者の声から新型トラクター
開発者の不安、払拭したのは?】

井関農機の「しろプチ」という農機具は、
農業に従事する女性たちの意見を取り入れて
様々な改善をしたうえで発売したのだそう。

例えば、
・足元のペダルに足が届かない
・乗り降りが大変
・燃料タンクを持ち上げられない
など

農業従事者の彼女たちは
不満があっても「もしや自分だけ?」と思って
意見を言えずにいたのです。
それが、集まって意見交換する中で
「あ、みんな同じこと思ってたんだ」
と気づいたわけです。
意見交換、大事ですね!

当時の社長は新商品発表の記者会見で
「農業に従事する女性たちからの意見は、
どれも目からうろこが落ちるものばかりだった」
のだそう。

そんな女性たちの意見を取り入れた商品は
女性に限らず、体が小さな人や
シニアにも喜ばれているんだそう。

御社の商品やサービスや
はたまた、社内制度や施策などについても
女性たちを集めて、
新たな視点で見直してみてはいかがでしょうか。

前回も、「atにサポートしてもらうと
いったいいくらぐらいかかるの?」
とお問合せいただきましたので、
ダウンロードできる簡単な資料を作りました!

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についての料金表です。
興味がある方はこちらからどうぞ。

 

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