祝・五輪出場 競技が強くなる2つの要因

マーケティングコラム

10月10日は、スポーツの日でした。
今年のスポーツ界隈は、WBC、世界水泳、
ラグビーW杯、アジア大会ほかイベント目白押し。
ソワソワしながらあちこちウォッチングしています♪

ご存知の通り、野球のWBC優勝や
バスケ男子日本代表に続き
バレー男子日本代表のパリ五輪出場権獲得と
快挙が続いていますね!

日本のスポーツが様々な競技で強くなっている要因は
さまざまあるかと思いますが
「スポーツサイエンス」と「スポーツ経営」
この両輪の普及が大きく関わっていると思います。

日本で初めて「スポーツ科学」を掲げた学部ができたのは30数年前。
当時はまだ「スポーツサイエンスって何?」という感じでしたし
まだ、Jリーグ発足前。
野球など一部の競技しかプロスポーツはありませんでした。

スポーツサイエンスは、トレーニング法やスポーツ工学
データ分析などの戦術ほか多岐にわたりますが
プロのみならず、青少年スポーツにも浸透してきていると思います
(とは言え、青少年スポーツに関しては
まだまだエビデンスに基づかないルールも多く
ぜひ改善してもらいたいと思っているのですが、、)

「スポーツ経営」は、Jリーグを一つのサンプルに
卓球のTリーグ、バスケのBリーグ、ダンス、eスポーツなど
各競技それぞれにカスタマイズしながら
プロスポーツ運営・育成を構築する広がりを見せています。

2025年には国内スポーツ市場が15.2兆円に達すると言われ
新たな試みを行う企業も増えています。

例えば、パナソニックでは、プロスポーツチームを管理する組織として
22年4月、パナソニック スポーツ株式会社として分社独立したほか
スポーツ×街 の「リカーリングビジネス」を進めています。

リカーリング = 循環する
メーカーとして照明器具やスタジアム設備などを売るだけでなく
継続的に価値を生み出し、長期的に利益を創出できる仕組みです。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2206/28/news017.html

競技の強化には
・プロ化
・育成
・普及(愛好者・観戦者)
は、三位一体。

「スポーツ経営」の強化は、長期的な競技力向上になくてはならないです。
(音楽、演劇ほか文化面においても同じではないでしょうか)

そして、今後は「NPOとの連携」も1つの流れかと思っています
スポーツ経営は「地域」「社会貢献」が大切なキーワードですが
そこには連携先としてNPOがピッタリ。
最近、atにも連携相談も来つつありますから。

スポーツの秋。
運動しながら、スポーツ観戦で応援しながら
スポーツとビジネス、街づくり、人づくり  の側面も考えてみると
また違った楽しみ方ができるかもしれません♪

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