ネット広告の新たな動き、あまり追いかけ回すと嫌われますよ

マーケティングコラム

今日はネット広告の新しい動きについて
話をしようと思います。
クチコミを重視している私たちですが、
もちろん広告も必要だと思っています。

2020年の日本の総広告費用は6兆円超(前年比88.8%)
ネット広告はコロナ禍でも成長を続け、
2.2兆円規模、全体の4割近くを占めています。

今や「マスコミ四媒体」に匹敵する規模とは
恐れ入ります。
そのうち3割超はSNS広告、2割超は動画広告、
状況は刻々と変化しています。

※宣伝会議「アドタイ」より
https://www.advertimes.com/20210312/article342261/

ちなみに「マスコミ四媒体」とは、
新聞・雑誌・テレビ・ラジオのことです。

リーマンショック前の2007年は、
マスコミ四媒体で広告費の半分を占めていました。
その時のネット広告はまだ8.6%。
それが今や肩を並べ
さらには追い抜こうとしていますから、
すごい勢いで成長しています。

ところで何を隠そう、私は脱サラ前、
マスコミで働いていました。
なので、今のテレビ番宣のあまりの多さや
「テレビCM2万円から買えます!」というCMに
一抹の寂しさを禁じ得ません。。。。

あ、話が逸れました。

飛ぶ鳥落とす勢いのネット広告ですが、
最近少し流れが変わってきています。

それは「追跡広告を見直す」動きです。

追跡広告とは、例えば私が
ある住宅会社のサイトを覗いたとします。
すると次々に、別の住宅会社や
マンションなどの広告が出てくること、
ありますよね?

正直「うざいな」と思いませんか?
追っかけられてイヤな気持ちになったりして
これってイメージダウンなんじゃないかと
個人的には思っていました。

そんな私のようなユーザー心を反映してか(?)
追跡広告を控える動きが出ているというのです。
嬉しい♪

現在はネット広告2.2兆円のうち、
追跡広告はなんと1兆円を超えているといいます。

ただ、個人情報の乱用に繋がるという批判もあり
徐々に出稿を減らす企業が出てきています。
サッポロビールでは、追跡広告予算の7割を削減、
アスクルのロハコでは、直近3年で9割削減、
他の企業も後に続くと思われます。

※日経新聞 7/29記事より
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74274800Z20C21A7MM8000/

今後は「えっ?まだ追跡広告を利用してるの?」と
企業イメージの判断材料になるのかも知れませんよ。

また、iPhoneでは最近、
新しいアプリを入れると必ず
「アクティビティの追跡を許可しますか?」
と出ることご存じでしたか?

※iPhoneサポート
https://support.apple.com/ja-jp/HT212025

これも同じような理由で世界の流れです。

日本では来春、改正個人情報保護法が施行され、
個人のネット閲覧履歴のやり取りなどに
規制がかかるようになります。

と、何やら大きな動きの話をしてきましたが、
結局、世の中は正しく動いていて、
相手の気持ちを無視するようなやり方は
流行らなくなるってことです。

お客様との直接のやり取りを大切にし、
自社でファンを集めることを真面目にやっていれば
何も怖くないってことです。

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