変化に勝つビジネスをつくるフレームワーク活用術

マーケティングコラム

緊急事態宣言も発令され、
日々のご対応、先の見通しをどうするか等々、
みなさま、本当に大変な日々をお過ごしのことと存じます。

弊社は普段からリモートが多いものの、
4月からは完全リモート体制で行なっております。
(オンラインでの品質管理やモチベーションのマネジメントについてはまた次回に)

さて、この2,3月。
長引くコロナウィルスの影響を見越してのご相談が多かったように思います。

「メインサービスが現状だと動かない」
「リアル店舗の売上げが見越せない」
などなど。

atでは、
新規事業やRe事業のプロデュースを行なっていますが、
新たな市場を創るために大事なのは、
「これまでの前提条件を疑う、変える」とお伝えしております。

ですから、非常に極端な言い方をするならば、
コロナによって、半ば強制的に「前提条件が変わった」今、
新たな市場を創るチャンスに近づいた!!
と考えてもらう方がいいかもしれません。

と、現状が大変だからこそ、
前向きに捉えていただくよう、お伝えしています。

今日は、
事業を見直したい時、ぜひ活用してもらいたいフレームワークを2つご紹介します。

・マーケティングミックス4P(4C) × ペルソナ
・オズボーンのチェックリスト

どちらも基本中の基本ですので、
ググっていただくと、すぐにわかる内容です。

ですが、シンプルに考えること、そして、見える化することで、
いろんなヒントが見えてきます。

少しだけ解説しますね。

・マーケティングミックス4P(4C) × ペルソナ

4P:
製品(Product)
価格(Price)
場所(Place)
プロモーション(Promotion)

例えば、「店舗で売れない」場合は、
場所(Place)が変わるということです。
それ以外に、どこが有効か? その場合、他のPがどう変わるのか、、、
と整理していきます。

合わせて、4C(消費者側の視点)で考えることをオススメします
お客様にとって、どうなのか、、、。

価値(Customer Value)
コスト(Cost)
利便性(Convenience)
コミュニケーション(Communication)

そして、 「 × ペルソナ」で考えます。買ってくれる人は誰ですか? と。

どんな人が買うのか、同じ商品でも、
場所(Place)が変わると変わります。
人が変われば、プロモーション(Promotion)も変わりますから、
誰が買うか??も明らかにしましょう。

・オズボーンのチェックリスト
新しいものを生み出すためには、頭柔らかく、
発想していくことが大事です。
出ない時は、こういったアイデア抽出の手法を使ってみるのもいいです。

1.他に使い道は?
2.応用できないか?
3.修正したら
4.拡大したら
5.縮小したら
6.代用したら
7.アレンジし直したら
8.逆にしたら
9.組み合わせたら

スタッフのみなさんと行うのもオススメです。
KJ法などを用いて、さらにアイデアを掛け算していきましょう。

ほんの一例でしたが、
効率的にモデルを検討していく際は、
ぜひマーケティングの手法を活用くださいね。

大変な時期を乗り切りチャンスにつなげて参りましょう!

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