応援される人・選ばれる商品―オリンピックとブランドに共通するマーケティング視点
早いもので1月も下旬。
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックも、いよいよ2月に
「フィギュアスケートの坂本花織選手、現役最後の演技、上手くい
「スノボ、平野歩夢くんのケガ、大丈夫かな?」
「スピードスケートの高木美帆選手、W杯総合優勝の勢いのままい
と、私もだんだんと緊張感が高まっています。
オリンピックといえば、国別のメダル争いや勝敗に注目が集まりま
一方で、また違うオリンピックの楽しみ方も広がっていると感じま
それは、「この選手、ステキ!」「この人の考え方が好き」と
国籍や競技を超えて、世界中の“推し選手”を見つけて応援する
「グローバルな推し活応援」です。
例えば、海外選手では
ノルウェーのカーリング男子チームの派手なユニフォームが話題に
アメリカのフィギュアスケート選手イリア・マリニンが
SNSで振り付け解説や私服コーデを発信してファンが増えたり
ブラジル代表スノーボーダーが資金を自力で集めて出場し、共感の
日本選手でも
スノーボードやスキー選手たちの仲間とのふざけ合い動画や
スタッフや家族との交流の様子
SNSでのラフなやり取りや素の表情 などが話題になったり。
「この人の考え方が好き。応援したくなる!」とファンが増え
競技を知っていた人も競技を知らなかった人も
SNSにいいねをつけたり、コメント入れたり、また、寄付をした
グローバルな推し活とも言える姿が印象的です。
では、「競わない魅力」がなぜ注目されるのでしょうか?
やはり大きいのはSNSの普及でしょう。
SNSにより、世界中の選手や著名人との距離がぐっと縮まりまし
フォローやコメントを通じて、つながっているような感覚が持てる
人々の関心は、勝った・負けた だけでなく、
「どんな人なのか」「どんな思いで競技に向き合っているのか」と
人柄や世界観への魅力に惹きつけられています。
また、パンデミックや社会不安を経て
「世界がつながることで乗り越えたい気持ち」や
「世界の誰かを自然に応援したくなる思い」「遠くの誰かの物語に
が、少しずつ育ってきたのかもしれません。
こうしたオリンピックにおける応援の変化は
伝え方や接し方など、マーケティングへのヒントをくれています。
例えば、ブランドや企業が商品説明や実績アピールだけでなく、
日常のつぶやきや、スタッフの人となり、失敗や迷いもシェアする
競技の勝敗と同じく
完璧な成功ストーリーではなく、
人間らしい揺れや等身大の言葉の方が、共感され、応援されます。
今、ファンや顧客が求めているのは、
正しさではなく、「人らしさ」なのかもしれません。
グローバルに、フラットに
「この人、好き」と思える選手を見つけ、応援する。
「勝つからすごい」だけでなく、
「この人の世界観が好き」「この想いを応援したい」
そこには、推しを見つけるような感覚と、
共感を通じた関係性のデザインがあるように思います。
ぜひ今度のオリンピックは、そんなマーケティング目線でも観てみ
これまでと違う楽しさが見えてくるかもしれません♪
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