注目の「CSV経営」。NPO連携がオススメです
先日、市民活動審議会に委員として出席してきました。
(お声かけいただいてから15年目となりました!)
企業活動も市民活動もニーズや課題をつかみ
人のハート(理解)を得て広げて、解決していく点は同じ。
経営、マーケティング、マネジメントの視点がお役に立てればと思
企業にとっても、市民活動の視点・連携が
ますます必要となる時代になってきているようです。
近年注目されているのが、「CSV経営」。
CSV経営とは、Creating Shared Valueの略で
「共有価値の創造」を意味します。
企業が自社の事業や製品を通じて社会課題を解決することを重視し
社会課題を解決することが自社の経済的な利益につながる、という
アメリカのマイケル E. ポーター教授とマーク R. クラマー氏が提唱しました。
CSVと混同しやすいのがCSR(Corporate Social Responsibility)です。
自社の利益だけでなく、社会課題にも目を向け企業としての責任を
CSRでは、事業を通じて利益を生み出すことと、社会課題の解決
CSV経営の考え方が主流になっていますが
企業事例としてこちら3社が挙げられます。
・キリンホールディングス株式会社
https://www.kirinholdings.com/jp/impact/
・ネスレ日本株式会社
https://www.nestle.co.jp/csv/whatiscsv
・トヨタ自動車株式会社
https://global.toyota/jp/kids/environmentally-friendly/challenge2050/
消費者へのブランディングという観点だけでなく
投資、採用とあらゆるステークホルダーに向けて
今後はますます大切になってくるでしょう。
その中で、ぜひおすすめしたいのがNPOとの連携です。
導入例を言いますと、、
例えば、人材育成として。
講座や留職など、社会課題への関心、解決の視点を持った人材育成
自治体やNPO団体で行なっています。
福岡市・NPO出前講座 https://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/koeki/life/NPOgazissisurudemaekozanosyokai/NPOgazissisurudemaekozanituite.html
NPO法人クロスフィールズ・留職プログラム
https://crossfields.jp
また、事業連携として(共働、協働)。
NPOが持つ専門性を活かしながら、事業を進めることが可能です
自治体や関連機関でも相談に応じています。
福岡市・あすみん
https://www.fnvc.jp/cocreation
スタンダードながら、安定の寄付付き商品。
シャボン玉石けん・1% for Natureプロジェクト
https://www.shabon.com/approach/nature.html
自治体も企業とNPOの連携をすすめていますが
北九州市が分かりやすくまとめています。
北九州市・企業とNPOの協働 事例とポイント解説
https://www.kirakirakitaq.jp/upfiles/file/zireisyuu.pdf
atでも、企業・NPO連携事業のプロデュースを行なっています
ぜひご相談くださいね。