一代で新たな伝統をつくりあげた、問いとイノベーション

マーケティングコラム

先週、一般社団法人女性の実学協会の金沢研修へ行ってきました。
(出張はなんと約1年ぶり!)

訪問した箔一さん。
https://www.hakuichi.co.jp

現会長の浅野 邦子さんは、イチ主婦が15万円から
一代で金沢を代表する企業に育て上げた起業家。
しかも、伝統産業として業界の誰もが
「何を言ってるんだ」と相手にしなかった中で築き上げ、
経団連審議員会 前副議長を務め、
旭日単光章を受けるまでになった方です。

会長に現場を案内いただきながら、
ものづくり、経営、人育て、組織づくり、、のお話で、
まさに実学を学ぶことができました。

「取引先に育てられたのよ。
『こんなこと出来ないか? 出来ないなら取引する理由はない!』
と言われる度、絶対それに応えてやる!と
その難題1つ1つをアイデアと技術を工夫して出来るものにしてきたから」

九州新幹線の金箔車両、
スープに浮いたアニバーサリー金箔、
金箔入りの化粧水、
金箔をあしらったガラス食器、
お菓子の金箔アラザンetc
一度は目にしたことあるのではないでしょうか。

今では当たり前の「金沢箔工芸品」ですが、
箔一が作り出したものなんです。

「どうしたらできるのか?」
常に問いを立て続け、解決を探し続け、
目の前の1つ1つのイノベーションを圧倒的に積み重ねた結果なんですね!
もうそのスゴサに驚かされ、そして、ヒントをたくさんいただいた研修でした。

あなたの問いは何ですか?
自分イノベーションを1つ1つ積み重ねていきたいものですね。

【女性の実学塾・第2期塾生募集】
https://www.j-jitsugaku.org

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