シニア市場は、課題とチャンスの山

マーケティングコラム

この夏は、たびたび帰省する機会がありました。
両親の御用聞きをする度に
「シニア市場」は課題とチャンスの山であること
そして、マーケティングが足りてないことも実感します。

高齢者の人口を改めて見てみると
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1291.html

・日本の65歳以上の高齢者は3640 万人で過去最多
・高齢者は総人口の29.1%
・日本の高齢者人口の割合は、世界一

と、超高齢化社会が進んでいく様が改めてわかりますね。

さらに、年齢階級別にみると、80歳以上の伸びが大きく
65歳~74歳 14.1%を、75歳以上 15.0%と上回っています。

男女比は、
男性1583万人(男性人口の26.0%)、女性2057万人(女性人口の32.0%)と
女性が男性より474万人多くなっています。

改めて、日本のシニア市場の大きさや拡大傾向、
そして、世界的にもその傾向はあることがわかります。

「これまではこうだったから」が通用しない
課題の多い社会に直面しているわけですが
ソーシャルビジネスの視点でマーケットを見れば
シニア先進国になるチャンスが広がっています。

新しい商品・サービスもまだまだ足りていませんし
既存商品・サービス × シニア市場 で
新規開拓ができる可能性があります。

その場合、シニアはひとくくりではない
という点に注意することもデータからも読み取れます。

例えば、65歳と85歳。
課題感も購買導線もかなり違ってくるでしょう。
合わせて、購買決定の割合(本人、子)、情報収集者の違いも出てくるのではないでしょうか。

イメージの1つのシニア像ではなく
複数のリアルなペルソナを整理していくこと。
その上で、商品・サービスや、提供方法、販促手段を設計していきましょう。

御社の商品・サービスは、
今後、シニア市場に向けどう展開していきますか?

「シニアの生の声が聞きたい」
「事業プランがこれで合ってるか相談したい」etcは、atへどうぞ♪

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