自社に向いている人だけ採用できたらいいのに

マーケティングコラム

先日、キャリアコンサルタント国家資格の更新を
無事修了することができました。

これは5年ごとに更新するのですが、
その条件として、約40時間の講習を受けることが
義務付けられています。

先日、最後に受けた講座は
「VPIを用いたキャリアコンサルティング」

VPIというのは検査ツールで、
求職者の職業に対する興味や傾向を把握し、
本人の自己理解を深めるというものです。

学びながら「これならもっといいツールがあるのに」
などと不謹慎ながら思ってしまいました。

VPIは、アメリカ人が開発したものです。
第二次世界大戦の際(古いっ)
徴兵された兵を適材適所に配置する時に、
いくつかのタイプに分類できると気づいたことから生まれました。

私が「もっといいツール」と思ったものと
生まれた経緯がとても似ています。

それはあるIT企業の社長が、
「この仕事には向き不向きが大きくある。
最初から向いている人だけ採用できたら、
離職する人が減って助かるのに」
というところから開発が始まったのです。

どちらも大量のデータを分析した統計から
分類を導き出している点は同じです。

VPIは、160種類もの職業名が並んでいて、
ひとつずつ「興味がある、ない」をつけていき
自分がどんな傾向にあるのかを見て行くものです。

ただ、職業名を見て意味が分からないと
正しい診断ができないなと感じます。
学生に使うことが多いというのでなおさらです。
しかも職業名が古い。
ユーチューバーもゲーム開発も当然ありません。
少し前まで「水先案内人」とあって、
「それなんですか?」と学生に聞かれていたそうですし。。

もう一方は『個性學』といって
生年月日時間から個性を見て行くものです。
こちらは当然、誕生日ですから絶対です。
気分のムラによって回答が変わったりしませんから
使い勝手は格段にいいです。

「誕生日」というと途端に「占い」感が出て
どうしてもビジネスシーンで敬遠されます。
でも『個性學』は占いではありません。
VPIと同じ統計によって導き出されたものです。
開発者がシステムエンジニアだったということで
理系の頭で開発しているところも納得できます。

そして実際も、驚くほど個性を言い当てますから、
適材適所の人材配置やチームビルディングに
とてもに役に立ちます。
そのうちキャリコンの講習に含めたらいいのにと
真剣に考えるくらいです。

『個性學』
https://koseigaku.com
※アベもインストラクタに名を連ねています
写真が別人ですがw

以前一世を風靡した「動物占い(個性心理学)」の
基になったのが『個性學』。
今も「タレント××」とか「△△ブレイン」とか
様々なツールの下敷きとなっています。

ちなみに私は長く人材派遣の業界にいました。
その時に数千人の面接をしてきた中で、
履歴書を見ながら、生年月日と性格には
絶対なにか関連があるなと感じてたんですよねー

興味がある方はご連絡ください♪

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