SKY-HIに学ぶ、Z世代のマネジメント術

マーケティングコラム

最近、エンタメ界で話題になっていることの1つが
7人組ボーイズグループ「BE:FIRST」。

Shining One(※プレデビュー曲動画。音注意♪)
https://www.youtube.com/channel/UChNkqst-cjAoIbXb-ukn_tQ

エンタメ人材の海外流出を危惧したSKY-HI(日高光啓)が
「世界に通用するボーイズグループを作る!」をコンセプトに
主催したオーディション「THE FIRST」から誕生したグループで
プレデビュー曲にも関わらずヒットチャートを席巻しているのです

クリエイティブ性のある彼らのパフォーマンスも
ぜひチェックしてもらいたいのですが
今日、お話したいのは
社長・SKY-HIのマーケティング力、マネジメント力です。

まずは、マーケティング力。
彼は、
「消耗されるエンタメ界になりつつある中
単に売れるグループを作るのではなく
世界に通用するカルチャーを生み出したい」
と言っています。

cf:新会社「BMSG」での 日高氏メッセージ
https://bmsg.tokyo/about/

マーケティングとは、市場を創造すること。

目先の売れる商品を作るだけではダメで
市場そのものをつくっていくことで大きなものが得られます。
まさにそれを目指しています。

そして、仕組みを作ること。

彼はV LIVEなど韓国のアプリを参考に
新たな情報発信のプラットフォームづくりを進め
ファンを巻き込んだコミュニティ「B-TOWN」を組織し
収益基盤の構築とマーケティングの知見獲得
次のアーティストを生む人材育成など進めています。

次に、マネジメント力です。

合宿オーディション様子をオンエアで見ていますと、
彼の指導には、ポジティブな言葉とリスペクトした寄り添いがありました。

「君の良さを見せてくれてありがとう」「成長してくれてありがとう」
と、感謝の言葉からはじまり
「○○がとてもステキでした」としっかり言葉にして褒め
その上で、アドバイスを具体的にわかりやすい言葉で説明します。

その指導法からは「教えてあげよう」や「見て学べ」といった
昭和要素はまったくナシ。

その一方で
「クオリティ・クリエイティブ・アーティシズムファースト」
という理念を追求することに一切妥協しない熱さで、しっかり寄り添います。

その絶妙なバランス感覚の指導で
若いメンバーはみるみるうちに個性豊かに成長を遂げていくのです

感謝・感動の言語化、具体的なアドバイス、フラットな寄り添い。

「これがZ世代マネジメントのお手本なのか!!」と
昭和な私はとても感心しました。
次のマネジメント研修では参考映像として使いたいと思いましたね

日本から世界へ!
日本のエンタメビジネスにどんな新しい風を吹き込んでくれるのか
みなさんも注目してみてくださいね。

市場を創造したい、仕組みをつくりたい、ファンをつくりたい。
atのファンマーケティングは、御社の新しい風を一緒につくります!

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