調査から見える「SDGsマーケティング」と「ギャップ萌え」

マーケティングコラム

この4月からプラ新法が施行され
福岡市でもプラごみ分別回収の実施が予定されています。

ということで、atでは今回、
「プラごみ分別回収についての意識調査」を行いました。

調査詳細はこちら
https://office-at.biz/column/3153/

・プラごみ分別回収の実施に70%が「大いに賛成・賛成」
25%が「どちらとも言えない」5%が「反対」
・その理由として、賛成派は「プラごみ分別は環境改善につながるから」「資源の再利用は必要」
懐疑派は「分別回収の効果が不明」「分別自体が面倒」
・分別回収が実施された場合、90%以上が「しっかり・なんとか・徐々に」実施
・課題として7割が「プラごみの実態や分別の効果が知られていないこと」、その効果を見える化すべき
・おまけのプラゴミクイズの正解率は、約50%

という調査結果から
プラごみ分別回収実施に、基本多くの方が前向きだが
同時にプラゴミの実態や分別回収の効果の「見える化」をのぞみ
理解しながら実施していきたい、という声がわかりました。

さて、今回の調査は「プラごみ」なのですが
エコに関係しない企業や団体にも通じるチャンスが
ここから見えてくるところにも
注目してもらいたいです。

それは、「見える化」「学び」へのニーズです。

「SDGsは大事でなんとかしたいと思っているけど
どの分野も実態や専門的なところはよくわからない」

というギャップ。
どの分野でも共通する消費者の思いです。

マーケティング的には、「ギャップ」は大きなチャンスです!
そして、その方法が生の声からも見えています。

「見える化」=視覚的にわかりやすく
「学び」を提供すること。

「ギャップ萌え」を演出しましょう!

そうすれば、好感度を高めながら、商品・サービス、活動への理解を深め
ファンを得ることができます。

(アンケート回答者の感想で一番多かったのは
「プラゴミクイズがおもしろかった!!勉強になった!」でした。笑)

今後はさらにSDGsと企業活動はより密接になってくることでしょう。

市場の声をキャッチしながら
企業に消費者に社会にプラスになるいいカタチで
マーケティングに落とし込んでいくこと。
そこがポイントになってきます。

atではこれからも、地域発の女性の声をお届けしながら
マーケティング視点で企業や地域のSDGs活動の後押しを行っていきたいと思います!

前回調査:「購買影響力No.1アラフィフ女子@福岡のSNS利用状況調査」
https://office-at.biz/column/2352/

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