西部ガス株式会社
サービス開始から10年
リブランディングで認知度をアップ
課題
・サービス認知度の低迷
サービスを開始して10年経つが、実績がほとんど上がらずに悩んでいるというご相談でした。パンフレットを見ても内容がいまひとつ理解できず、説明を受けてやっと「なるほど」とわかるものでした。ネーミングから受けるイメージもサービス内容とはギャップがあり、これはかなりテコ入れが必要だなと感じました。
実施内容
1.リサーチ
2.コンセプト設計
3.デザインブランディング
4.ネーミング・ロゴマーク・LP制作
5.クチコミプロモーション
まずは徹底的にリサーチしました。サービスエリア内でユーザーに近い一般女性を集め、グループインタビューを重ねました。住宅を建てたことのある人、これから建てようと思っている人、分譲マンションにお住いの人、これから買おうと思っている人、などなど。結果100%の人が「知らなかった」と認知度はさっぱりでしたが、100%の人が「いいサービス」「早く知りたかった」という意見で、今後に明るい光が見えました。
その後、本当にユーザーのためのサービスとするため、何度も協議しながらコンセプトを再構築しました。会社にとってこのサービスに取り組む意義や将来どのようになりたいのかなど、根本を話し合ったのです。このような時、目の前のサービスについてだけを検討してしまいがちですが、それでは時代の変化やニーズの変化に対応できません。根本的なコンセプトがきっちりと固まっていれば、その後サービスを向上していく中で改善したり変化させる時にもブレることはないのです。ここにじっくり時間をかけたおかげで、私たちの手が離れた今でもずっと進化を続けています。
コンセプトが固まったところで、ネーミングとロゴマークを制作し、プロモーションまで一括でサポートしました。プロモーションはクチコミ活動です。地元密着のサービスということもあり、各エリアでアンバサダーを配置しクチコミ活動を1年にわたって実施しました。
成果
「地域の住まいコンシェルジュ Smage(スマージュ)」と名付けロゴマークも一新。
当初はネットで受け付けるだけでしたが、クチコミプロモーションやイベントでPRを重ねることで認知度が上がり、今では各エリアに常設でカウンターを設けるまでになりました。