クチコミの原動力は、いいものを広めたいという純粋な気持ち

マーケティングコラム

あるクライアントのマーケティングの中で
クチコミプロモーションを行いました。

普段はマス広告をドンと投下する企業ですが、
今回は予算がないことなど様々な事情で
クチコミプロモをご提案しました。

終了後、こんな感想をいただきました。

「PRと言えば広告ぐらいしか思いつかなかったのですが、
こんなやり方があるんだなと驚きました。」

「まるで身内のように熱心に発信してくれて
広告とは全く違う手ごたえを感じました」

クチコミは、広告よりもずっと信頼性が高く浸透度が高くなります
当たり前ですよね。
SNSは基本的に知り合いと繋がっていますので、
その知り合いからの情報と単なる広告とでは
受け取るメッセージは大きく異なりますよね。

ここでとても大事なことがあります。

それは、SNSに対するリスペクトです。
SNSは単なるメディアではなく、
あくまでも個人の物をお借りしているのだということを忘れないようにしています。

ですから、クチコミしてもらう際には、
その人なりの言葉で語ってもらいます。
ヤラセにならないように、
「依頼されている」と明記するようにもしています。

そしてできれば、実際に体験してもらうのがベストです。

前述のクライアントのプロモは、
しっかり本人に体験してもらったからこそ、
実際に感動したことを自身の言葉で語り、
まるで身内のように友人にオススメしてくれました。

中には、自分の所属するコミュニティのメルマガで
わざわざ紹介してくれる方もいたりなど、
こちらがお願いしている以上のことをしてくれる人も出てきました

このような関係性をつくるためにatでは、
メッセージのやりとりひとつにも常に心を砕いています。

PRを生業としてフォロワー数万人を抱えるインフルエンサーであれば、
指定の文章のコピペをお願いして、
大量のフォロワーに伝えることで足りるのでしょう。

でも、うちはそうではありません。
顔の見えるフォロワーと繋がっている人たちです。
その人のフォロワーをガッカリさせることのないように細心の注意を払っています。

手間はかかりますが、
だからこそ心に届く濃いPRができると思っています。

ところで、ちょっと嬉しいことがありました。
クチコミプロモが広がっていく中で、こんな投稿を見つけたのです

「私が面識のない人の投稿を見て応募したのと同じように、
私のこの投稿を見て、また誰かが応募するかも知れない、
こういう良い循環が起こるSNSの活用っていいな、ということに気づきました」

そうなんです!
いいものを広めたいという純粋な気持ち
これこそがクチコミプロモーションなのです。

最後にもうひとつ大事なことを言います。
それは、商品やサービスがクチコミしたくなるほどいいものであること。
大前提としてこれがなければ、お受けできませんので悪しからず。

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