ソフトバンクホークスの強さは「ティール組織」にあった!?

マーケティングコラム

福岡ソフトバンクホークスが巨人をストレートで下し
日本一になりましたね。
弱かったダイエー時代も知っているので、
福岡県民としてはとても誇らしい気分です。

ただ、4試合の合計点が26対4というあまりの差に
巨人ファンが少し気の毒になってしまいました。

色んな要因があると思いますが、
試合を見ていてとても気になったことがあります。

それは、チームの雰囲気。

ホークスの選手たちが
本当に楽しそうに試合をしていているのに対して
巨人のベンチは何となく暗く元気がないのです。

バッターボックスに立って、
がむしゃらにバットを振り回すホークスに対して
振らずに見送ることの多い巨人の選手。

ベンチで若手と古株がじゃれ合うホークスと
一人ひとりが「個」な雰囲気の巨人。

ここで頭をよぎったのが「組織運営」の違いです。
個人のスキルや監督の采配などもあるのでしょうが、
チームのマネジメントも
勝敗に大きく関わっていると思うのです。

その違いは、自主性にある程度任せている工藤監督と、
絶対君主制(推測です)の原監督、みたいな。

それは形にも表れています。
ホークスの選手は、長髪、ヒゲ、ドレッドヘアに
首からはキンキラのネックレス。
対して巨人は全員が規律正しく短髪です。

ただ、ホークスが単に自由なわけではありません。
試合中にガムを噛むことを解禁したのは、
その方がパフォーマンスが上がると
選手と話し合った結果だそうです。

これぞまさに「ティール組織」ではないかと。

※ティール組織の解説はこれが分かりやすいです
🔗https://ix-careercompass.jp/article/806/

今回の日本シリーズでは、
この「ティール組織」が今の時代に合っていて
結果も出すことができることを証明しました。

昭和的なヒエラルキー&恐怖政治では
パフォーマンスが上がらず結果も出せないことも。

ティール組織は女性活躍推進に非常に向いています。
フラットな関係を望む若者も同様です。

社員のパフォーマンスを最大限引き出すためにも
御社の組織運営、少し見直してみませんか?

ところで、プロ野球チームには
創立70年を超えている球団が4つもあります。
どこのチームか分かりますか?
巨人、中日、阪神、広島、全てセ・リーグです。

ここ10年間の日本シリーズで、
セ・リーグがたった1回しか勝てなかったことと
何か関連している気がしてなりません!?

ちなみに今回の日本シリーズでは
「組織運営」意外にも色んな要素が見えました。

・昭和 vs 令和
・大手企業 vs ベンチャー企業
・オールドメディア vs IT
・東京 vs 地方

ビジネスにもヒントがありそうですね♪

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