顧客がファンに変わる5つの瞬間
みなさん、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は近場でゆっくり♪を満喫しながら
リアルでもネットでもショッピングを楽しみました。
そして、こういう時ほど職業病?趣味?が、、
「この体験、うまいなあ」とか「あ、ここで心をつかまれたな」と
気がつくと、マーケター視点で商品やサービスをじっくり観察して
中でも改めて感じたのは、
ただ良い商品やサービスを届けているだけでは、なかなか“ファン
やっぱり大事なのは、お客さまの“感情”に寄り添うこと。
そして、その感情を軸に、「ストーリー」としてブランド体験を描
では、どんなときに人は「ファンになる」のでしょうか?
今回は、女性視点マーケティングの現場でよく見えてくる
顧客がファンに変わる5つの瞬間についてお伝えしていきます。
1. 「わたしのこと、わかってくれてる」と感じたとき
「40代からの肌のゆらぎに悩むあなたへ」
そんな一言を見たとき、「あ、私のことだ」と感じたことはありま
これは、単に年齢や性別といった属性だけじゃなく
その人の暮らしの中の気持ちや状況に寄り添った言葉選びができて
「ターゲット」よりも「ひとりの生活者」に目を向ける視点がファ
マーケティングの現場で大事なのは「実際の顧客の声」に耳を傾け
リアルな悩みや気持ちをもとに、コピーや商品説明文を組み立てて
届き方がグッと変わってきますよ。
2. 小さな驚きが、記憶に残るストーリーになる
エステ帰りに手渡された小さな手書きカード。
「今日はゆっくりお休みくださいね」
そのひと言に、思わず笑顔になった!
と先日、友人が嬉しそうに話題にしていました。
こういった、ちょっとした+αってつい「おまけ」のように扱われ
実はブランドストーリーを伝える大事な演出なんです。
サービスの中に、あえて小さな感情の起伏をつくる。
それが、今回の友人のように語りたくなるエピソードとして記憶に
3. 価値観が重なったとき、応援したくなる
最近の購買意識の傾向は
コトラーさんが言うマーケティング4.0にあるように
モノの性能や価格だけじゃなく
「どんな想いでつくられているか」
「どんな社会的価値があるのか」
も大事にされる時代になっています。
特に女性は
「この会社、なんか好き」
「考え方が自分と似てるかも」
と感じた瞬間から、ファンになっていくケースが多いようです。
ですから、ブランドの理念や活動を、ちゃんと語ることが必要です
SNSでの発信や、スタッフの想いの紹介、商品ページに開発スト
「らしさ」が伝わる工夫をぜひしていきたいですね。
4. 「つながってる」と感じたとき
Instagramの投稿に「いいね」がついたり、コメントに返
ちょっとしたやりとりでも、「見てくれてる」「わかってくれてる
人はぐっと心を開いてくれます。
ファン化には、一方通行ではなく、双方向のコミュニケーション設
ユーザーの声を紹介したり、投稿をシェアしたりアンバサダー制度
一緒にブランドを育てる仕組みを取り入れてみましょう。
5. 自分の変化を実感したとき
「この商品で肌のトーンが上がった気がする」
「この講座で前より自信が持てるようになった」
そんな変化の実感があると、人は自然とその体験を話したくなりま
この実感を後押しするには、プロセスがわかる仕組みがあると効果
Before/Afterや、ユーザーエピソード紹介、成果を共
顧客の「変われた!」という喜びがファンづくりにつながるはずで
◎ファンを生むのは、「ストーリーのある体験」
ファンが生まれるのは、偶然じゃありません。
その背景には、感情が動く瞬間の積み重ねがあります。
・共感してもらった
・ちょっと感動した
・価値観に共鳴した
・関係性が続いた
・自分の変化に気づいた
こうした瞬間を、一貫したストーリーの中で丁寧に設計していくこ
ファンづくりには欠かせないんです。
◎戦術より、ストーリー。感情に寄り添うブランド設計を
だからこそ、お客さまの声を聞き、感情の流れを理解することがス
そして、その感情を軸に、一貫したブランドストーリーを描いてい
「何を伝えるか」と同時に「どう伝わるか」。
その伝わり方を設計することが、これからのマーケティングのカギ
◎共感を起点にしたマーケティング、はじめませんか?
オフィスatでは、感情に寄り添う「共感設計」をベースに
ブランドづくりや商品・サービスのマーケティング支援を行ってい
調査・分析から、コンセプト設計、ブランディング、プロモーショ
「ちゃんと伝わる仕組み」を一緒につくっていく伴走型のサポート
興味をお持ちいただけた方は、どうぞお気軽にご相談くださいね!
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