「夫婦同姓」を強制される世界でただひとつの国ニッポン

マーケティングコラム

さて、衆院選始まりますね。
個人的には「夫婦別姓」の話題が気になります。
※ちなみに私の「阿部」は旧姓です。

ところで、この話題について
皆さんはどのように考えていますか?

私は「選択的夫婦別姓」に賛成です。
これに反対する理由が分かりません。

勘違いしている人が多いのがこの「選択的」です。
これは、別姓にしたい人はそうしていいし、
今のままでいいと思っている人は、
同じ姓にすればいいと、選べることです。
だから、今までと同様にしたい人は
そのままでいいのですから、
反対する必要もないのでは。。。

もうひとつ声を大にして言いたいのですが、
夫婦が同じ姓であることを強制しているのは
世界中で日本だけってことご存じですか?

夫の姓か妻の姓かは選べるけれど、
必ずどちらかひとつに決めろ、と強制されるのは、
世界中で日本だけなんですよね。
国連から何度も勧告されてもいるのです。

さて、夫婦同姓のままだと
どんなデメリットがあるかというと、
結婚時にいろいろ手続きがめんどう、
そんなことだけではありません。

実際私が被ったデメリットは、、、
「国家資格」です。

私はキャリアコンサルタントの資格を持っています。
この資格は、
私が取得した時点では民間団体の資格でした。
仕事で使うものですから、
当然「阿部」で資格を取りました。

2016年、国の方針でキャリコンが
国家資格に格上げされると、なんと
「阿部」は使えないということになったのです。
ちょ、ちょっと待ってよ!
勝手に格上げしておいて、なんということ!
本名で登録しても誰もわからないですし、
どうやって私だと証明するのでしょうか???

、、、という感じです。
結局は何度も交渉して、「●●(阿部)」と
カッコ書きしてもらえることになりました。

まあ、私はキャリコンが本業ではないので
そう大きな影響はありませんが、
本業の方はほんとに大変だと思います。
例えば、厚労省のキャリコン登録サイトで
検索されても見つからないなど、
不都合極まりないのですから。

これは、ほかの国家資格でも同じことでしょうし、
大学の先生が論文を書く際の名前、などにも
通じる問題です。
独身時代と婚姻後のキャリアが、
別の姓を名乗ることで分断されてしまいます。

女性活躍を叫ぶのであれば、
こんな不都合な問題は早く解決してほしいです。

ところで、私の実体験のように
直接聞いてみると理解できることありますよね。
いくら相手の立場を慮って想像しても、
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