日本を今一度、洗濯いたし申し候
突然ですが、御社の商品やサービスは
時代の変化についていっていますか?
最近「これ、いつまでもつかな?」と
感じることに立て続けに出くわしました。
ひとつ目はBtoBのサービス。
オフィスにはウォーターサーバーがおいてあり
月に一度お水の補給に担当の方がやってきます。
重たい水を届けてもらえるので
とても助かってはいるのですが、
この月に一度の訪問がネックです。
うちのオフィスには常駐の人がいません。
私たちもオフィスにいたりいなかったりです。
コロナになってさらに出社の回数が減ったため
この「月一度の訪問」をすっ飛ばしたことが
これまで何度かありました。
申し訳ないなと思いつつも
その度にわざわざ連絡入れるのも、、、
正直忘れてしまいます。(ごめんなさい)
先方としては「このエリアは○曜日に回る」と決めて
効率的に訪問したいところでしょうが、
それはそちらの都合です。
そのためにわざわざオフィスでじっと
待つわけにもいかず悩み中です。
オフィスを巡回するサービスは
これに限らずいろいろあると思います。
そこには「オフィスには常に人がいる」ことが
前提となっているのでしょうが、
そのビジネスモデルも
岐路に立たされている感じですね。
もうひとつはBtoCのサービスのなかでの
顧客対応について。
オットがある定期サービスを利用しているのですが、
案内のためでしょう、何度も電話がかかります。
携帯電話でなく自宅の固定電話なもので
毎度出られず留守電に残るだけです。
その電話というのが
「またこちらからお掛けします」というばかりで
内容をちっとも伝えないのです。
何度かけられても、平日昼間は出られません。
いい加減に「○○してください」などの
次のアクションを教えてくれればいいのに
それを言わずにいつも留守電は終わるのです。
これは私の勝手な推測ですが、
電話でお客様に「○○してくれ」と言うのは
憚られるという認識なのかなと。
(昭和世代としては身に覚えあり)
そうとしか思えないくらい
何度も「またお掛けします」と留守電が入るので
正直辟易します。
「お客様は神様です」のような教育は
正直今の時代にマッチしていませんし
むしろ慇懃無礼でイメージ的には逆効果。
働く人は増えていて在宅率は減っています。
何も考えずに昔のやり方をただ踏襲しているのかと
企業姿勢まで疑ってしまいます。
もうひとつ友人の保育士の話です。
人の子どもを預かる仕事ですが、
自分の子育ては後回しになるのだそう。
子どもが熱を出して休みたくても
そうさせない空気が蔓延しているのだとか。
連綿と続いてきた女性たちの職場。
「私たちも我慢してきた」ということを
次の世代にも押し付けているのが気になります。
自身が幸せでないのに
他人の子どもを幸せにできるでしょうか。
歴史は70~80年周期で変化するという話を
聞いたことがあります。
戦後約70年、明治維新から約150年
そろそろ色んな汚れが溜まりに溜まって
洗濯しないとヤバそうです。