差別もハラスメントも自分には関係ないというアナタへ
年末休みに、久々に「これは良書だ」と思える本を読みました。
■集団浅慮「優秀だった男たち」はなぜ道を誤るのか?–古賀史
https://x.gd/KBg7Y
世間を騒がせたフジテレビ問題を題材にしていますが、本質はそこ
「優秀な人たちの集まりであるはずの組織が、なぜ間違った判断を
その構造を丁寧に解き明かしています。
特に印象的だったのは、友好的で結束の強い組織ほど異論が排除さ
全会一致が続くことで責任が分散し、誰も止めず、誰も疑わない。
その結果、思考停止が起きる。
これは日本企業が陥りがちな「ムラ化」そのものです。
「フジテレビは特殊」「うちには関係ない」
そう思う人にこそ読んでほしい一冊です。
特に昭和生まれの男性の皆さまはぜひ!
どんな組織でも、条件が揃えば同じことは起こり得ます。
そしてこの本は、
私が長年取り組んできた女性活躍について、
なかなか上手く言語化できなかった正体に気づかせてくれました。
それが「人権侵害」。
差別というより、「自己決定権を侵されている」という視点です。
「常識」に縛られて自分で選択できないこと、
善意の「思いやり」からくるマミートラックやパターナリズム。
そしてそれに抗うと「わがまま」と見なされ、
声を上げること自体を諦めていく。
フジテレビのケースも、悪意ではなく「無知」からくる思い込みが
ハラスメントを起こしてしまったのです。
だからこそ大切なのは、「無知」からの脱却、相手を知ること。
私がマーケターでありながら人事や組織に関わるのは、
まさにこの「相手を知る」のにマーケティングの手法が最適だから
顧客インサイトを深く掘り下げるマーケティングと、
組織の中の人を理解することは全く同じことなんです。
ダイバーシティや女性活躍がイマイチ腑に落ちない方も
きっと理解が深まるはずです。
それにしても、元々マスコミに身を置いていた私としては
フジテレビ問題も本の内容もヒリヒリするものがあります。。。
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